本音の奥の情熱を思い出す「イランイラン」
イランイランは、東南アジアの熱帯地域に自生するバンレイシ科の植物です。
細長くカールした黄色い花びらと、濃厚で甘く華やかな香りが特徴で、「花の中の花」とも呼ばれています。
そして、夕方から明け方にかけて、最も強く香りを放つといわれています。
太陽が輝く昼間ではなく、静かな夜の時間にこそ、その魅力を広げる花なのです。
インドネシアでは、新婚夫婦のベッドに花びらをまく風習があるほど、古くから女性性や魅力、喜びを象徴する花として大切にされてきました。
イランイランの濃厚な甘さは、忘れかけていた感情や女性らしさ、そして「ただ心地よくいること」を思い出させてくれますよ。
濃厚で甘い香りのイランイラン。この香りに惹かれる時、あなたは「正解」よりも「自分の感覚」を大切にしたいのかもしれませんね。
五行視点でみたイランイラン
イランイランは「火」のエネルギーを持つ香りです。
といっても、外へ向かって燃え上がる火ではなく、自分の内側にある喜びや魅力、創造性を解放する火というイメージです。
ワクワクする気持ち、好きなことに夢中になる力、自分らしさを表現する力も「火」の働きです。
イランイランの花は、夕方から明け方にかけて最も香りを強く放ちます。
昼間は仕事や家事、人間関係など、外側に意識が向きやすい時間。
一方で夜は、静かに自分自身と向き合う時間。
そんな時間帯に香りを広げるイランイランは、「周りからどう見られるか」ではなく、
「私は本当はどうしたいのか」という内側の声に意識を向けさせてくれるようです。
「火」が強くなりすぎると、
・興奮して落ち着かない
・感情の起伏が激しくなる
・頑張りすぎる
・眠れない
といった状態に
「火」が弱くなってしまうと
・楽しめない
・やる気が出ない
・自信を持てない
・自分を表現できない
という形で現れることがあります。
イランイランは、その火を無理に大きくするのではなく、
本来の魅力や喜び、女性らしさを思い出し、のびやかに表現することをサポートしてくれる香りなんです。

ありのままの自分を「開花」させてくれるイランイラン
イランイランは、強引にあなたを引っ張り出すタイプではありません。
「もう隠れなくていいよ」と、殻の中に閉じこもっていたあなたを優しく誘ってくれる香りです。
仕事に集中し、目標に向かって走り続け、誰かの期待に応えようと頑張っているうちに、
いつの間にか「感じること」よりも「考えること」が優先になってしまったり、男性性が優位になっていることがあります。
そんな時にイランイランの香りは、「もっと力を抜いていいんだよ」「もっと自分を楽しませてあげていいんだよ」と語りかけてくれます。
「頑張る私」から「感じる私」へ。
その名は、KAIKA(開花)ちゃん。
もう十分頑張ったね。頑張ることをやめても大丈夫!今度はあなたらしく咲こう。
イランイラン基本情報
| 英名 | Ylang Ylang |
| 学名 | Cananga odorata |
| 科名 | バンレイシ科 |
| 抽出部位 | 花 |
| 香りの系統 | エキゾチック系 |
| ノート | ミドル~ベースノート |
| 五行 | 火 |
禁忌事項
イランイランは甘く濃厚な香りが魅力ですが、香りが強いため少量で十分楽しめます。
「良い香りだから」とたくさん使うよりも、ほのかに香る程度がおすすめです。強すぎる香りは頭痛や気分の悪さにつながることがあります。
仲良しキャラクター
- ペパーミント
- オレンジ
- ラベンダー
- ベンゾイン
おススメ活用シーン
・寝る前のひとときに
1日の終わりに香りを楽しみながら深呼吸。頑張りモードから、自分をいたわる時間へと切り替えるサポートをします。
・自分時間のお供に
お気に入りの飲み物を飲んだり、読書をしたりする時に。外側に向いていた意識を内側へ戻し、自分の気持ちや感覚とつながる時間をつくります。
・美容やセルフケアタイムに
スキンケアやボディケアをしながら香りを楽しむことで、「やらなきゃ」ではなく「心地いい」を感じる時間に。自分を大切にする感覚を育みます。
・創作やアイデアを出したい時に
文章を書いたり、作品づくりをしたり、新しいアイデアを考える時に。思考をゆるめ、感性や創造性をのびやかに引き出してくれます。

