肩の力を抜いて落ち着かせる「プチグレン」
プチグレンは、ビターオレンジの木の葉や若い枝から抽出されるミカン科の精油です。
「プチグレン」とはフランス語で「小さな粒」という意味。
昔は未熟な小さな果実から精油が抽出されていたことから、この名前が付けられました。
現在では、香り豊かな葉や枝を水蒸気蒸留して精油が作られています。
ビターオレンジの木からは、花から「ネロリ」、果皮から「ビターオレンジ」、そして葉や枝から「プチグレン」と、同じ植物から異なる香りの精油が生まれます。
それぞれに個性がありますが、プチグレンは爽やかなグリーン調の香りと、ほのかに甘くやさしいフローラルな香りをあわせ持つのが特徴です。
古くからヨーロッパでは、緊張した心を落ち着かせたい時や、ゆったりとした時間を過ごしたい時に親しまれてきました。
忙しい毎日の中で気持ちを整え、深呼吸したくなるような香りとして、今も多くの人に愛されています。
やさしく穏やかなプチグレンの香りは、張りつめた気持ちをゆるめ、自分らしいリズムを取り戻すサポートをしてくれる香りです。
プチグレンのフレッシュな香りに惹かれる時は、頭で考えず、素直にハートで選びたい時なのかもしれません。
五行視点でみたプチグレン
プチグレンは「木」のエネルギーを持つ香りです。
「木」のエネルギーは、しなやかさや成長、自分らしさを大切にしながら、心の流れをスムーズに整える力と関係しています。
プチグレンの、風に揺れながらも折れることなく、しなやかに成長する葉の姿は、「力を入れて頑張る」のではなく、肩の力を抜いて自然体で生きることの大切さを教えてくれます。
また、プチグレンは心の奥にあるインナーチャイルドにもやさしく寄り添う香りです。
大人になるにつれて我慢や責任が増え、「ちゃんとしなければ」「期待に応えなければ」と、自分の気持ちを後回しにしてしまうことがあるかも知れません。
そんな時、プチグレンは固くなった心をやわらかくほぐし、本来の無邪気さや素直な気持ちを思い出させてくれます。
・いつも気を張っていて力が抜けない
・人に合わせすぎて、自分の気持ちがわからない
・責任感が強く、頑張りすぎてしまう
・周りの意見に流され、自分で決められない
・子どものように素直に楽しむことを忘れている
そんな時に、プチグレンは心の緊張をゆるめ、自分の本音に耳を傾けられるようサポートしてくれる香りなんです。
さらに、プチグレンには「火」の要素もあります。
「火」は喜びや笑顔、心から楽しむことを表すエネルギーです。
安心感に包まれることで、自然と笑顔が戻り、子どもの頃のような好奇心や遊び心が少しずつよみがえります。
無理に前向きになろうとするのではなく、心がゆるむことで、本来の明るさが自然とあふれ出してくるのです。
プチグレンは、「頑張ること」よりも「自分らしくいること」を大切にしながら、周りに流されないしなやかな心と、無邪気な自分を取り戻す手助けをしてくれる香りなのです。

子どもの頃の無邪気な自分に「戻る」きっかけをくれるプチグレン
プチグレンは、気合いや根性で前へ進ませるタイプではありません。
心に安心という土台をつくり、自然と「やってみようかな」という気持ちが湧いてくるのを待ってくれる香りです。
毎日、やるべきことや役割に追われていると、いつの間にか「楽しむこと」よりも「こなすこと」が当たり前になってしまいます。
子どもの頃のように素直に笑ったり、ワクワクした気持ちで何かを始めたり、自分の心の声に耳を傾けたりする時間は、少しずつ減ってしまうものです。
気づけば、心がカチコチに固まり、本当の自分が何を望んでいるのかわからなくなることがあります。
そんな時にこそ、プチグレンがおススメなんです。
プチグレンの香りは、頑張り続けるための香りではありません。
「こうあるべき」「ちゃんとしなきゃ」という思い込みをやさしくほどき、ありのままの自分を思い出させてくれる香りです。
無邪気に笑えた頃の自分。
好きなことに夢中になれた自分。
周りに流されず、自分の気持ちを大切にできた自分。
そんな本来のあなたへ、そっと導いてくれます。
その名も、MODORU(戻る)ちゃん。
MODORU
肩の力を抜いて心に意識をむけてみよう。自分の中に感じている感覚を大切にしてみてね。
プチグレン基本情報
| 英名 | Petitgrain |
| 学名 | Citrus aurantium |
| 科名 | ミカン科 |
| 抽出部位 | 葉・枝 |
| 香りの系統 | 柑橘系 |
| ノート | ミドルノート |
| 五行 | 木・火 |
禁忌事項
プチグレンは比較的穏やかな精油ですが、肌に使用する際は植物油で十分に希釈して使用しましょう。 敏感肌の方や初めて使用する方は、少量から試すことをおすすめします。体調や体質によって香りの感じ方は異なるため、自分にとって心地よい量や使い方を見つけながら取り入れてみてください。
仲良しキャラクター
- ラベンダー
- フランキンセンス
- ゼラニウム
- オレンジスイート
おススメ活用シーン
・周りに合わせすぎて疲れた時に
相手を優先することが続くと、自分がどうしたいのかわからなくなることがあります。プチグレンは、心をやわらかく整えながら、自分のペースや心地よさを思い出させてくれます。
・頑張りすぎて心が固くなっている時に
「ちゃんとしなきゃ」と力が入り続けると、心も体も休まらなくなります。プチグレンは、緊張をほどきながら、自然体で過ごせる穏やかな時間をサポートしてくれます。
・子どものようなワクワクを思い出したい時に
大人になるにつれて、挑戦する前に考えすぎてしまうことがあります。プチグレンは、心を軽くし、無邪気な好奇心や「やってみたい」という素直な気持ちを呼び覚ましてくれる香りです。
・心をリセットして穏やかに眠りたい時に
頭の中が忙しく、気持ちの切り替えができない夜にもおすすめです。プチグレンは、心をやさしく落ち着かせながら、一日の緊張を手放し、ゆったりとした眠りの時間へ導いてくれます。
・気分の重さやだるさを感じる時に
なんとなく体も心も重くて、やる気が出ない日があります。レモングラスは、停滞したエネルギーを動かし、軽やかさを取り戻すサポートをしてくれます。「動き出せそう」と感じる小さな活力を引き出してくれる香りです。

