頑張りすぎた心を戻してゆるめる「ラベンダー」
ラベンダーは、シソ科の植物で、地中海沿岸を原産とするハーブです。
紫色の可憐な花とやさしい香りが特徴で、古くからリラックスやリフレッシュのために親しまれてきました。
「ラベンダー(Lavender)」という名前は、ラテン語の「lavare(洗う)」が語源といわれていて、古代ローマでは入浴や衣類の香りづけにも使われていたそうです。
疲れているのに、あれこれ思考が忙しくて眠れない。
休みの日も、じっとしていられず気が抜けない。
考え事が止まらず、ずっと頭が働いている…。
現代人は、身体より先に「心」が緊張していることがあります。
ラベンダーは、そんな張り詰めた状態を、ゆっくり緩めてくれる香りなんですよ。
安眠やリラックスの香りとして人気のラベンダー。この香りに惹かれる時、あなたは「休みたい」のかもしれません。
五行視点でみたラベンダー
ラベンダーは「水」のエネルギーをベースに、「火」のやさしい側面を併せ持つ香りです。
「水」のエネルギーは、鎮静・回復・感情の浄化を象徴し、緊張や不安を静かにゆるめて、本来の流れへと心身を戻す力があります。
また内側には「火」の要素もあり、安心感や自己受容を育み、心にあたたかさと、大丈夫という感覚を取り戻させてくれます。
・イライラが収まらない
・頑張り過ぎてしまう
・常に気が張っている
・休むのが苦手
・興奮して眠れない
そんな時は、「火」が強くなり、熱が上へ上へとのぼっている状態です。
ラベンダーの香りを取り入れることで、高まり・広がったエネルギーを、ゆっくり下へ戻すのをサポートしてくれます。
ラベンダーが育つのは、強い日差しと乾いた風のある土地です。
厳しい環境の中でも、細い葉に香りを蓄えながら静かに咲く植物なんです。
だからこそラベンダーは、頑張り続けることの大変さを知っているのかもしれません。
また、紫色の花というのも「精神性」や「鎮静」を感じさせる色ですね。
実際にラベンダー畑を見ると、風に揺れながら一面に広がる姿に、自然と呼吸が深くなる人も少なくないはず。
ラベンダーは、「頑張り続けること」よりも「整えて戻ること」の大切さを教えてくれる植物なのです。

「おかえり」と寄り添うラベンダー
ラベンダーは、大きな声で励ますタイプではありません。
気づいたら隣にいて、張りつめていたあなたに、そっと寄り添ってくれます。
頑張っている人ほど、休み方がわからなくなることがありますよね。
頭では疲れていると分かっているのに、止まることに不安を感じてしまう…。
そんな時にラベンダーの香りは、「無理しなくて良いんだよ」と語りかけます。
そして、緊張を静かにゆるめ、肩の力を抜いて深呼吸するよう導いてくれるんです。
「戦う」ことよりも「戻る」ことを思い出させてくれる香り。
その名は、OKAERI(おかえり)ちゃん。
答えを出すことに焦るよりも、まずは休んでみよう。それが今のあなたに最も大切なことだから。
ラベンダー基本情報
| 英名 | Lavender |
| 学名 | Lavandula angustifolia |
| 科名 | シソ科 |
| 抽出部位 | 葉と花 |
| 香りの系統 | フローラル系 |
| ノート | ミドルノート |
| 五行 | 火・水 |
禁忌事項
真正ラベンダーは、禁忌事項は特にありませんが、スパイクラベンダー・フレンチラベンダーは刺激が強いので、敏感肌の方は注意しましょう。
また、体質や体調によって合わない場合があります。無理をせず、その日の自分の感覚も大切にしてください。
仲良しキャラクター
- ペパーミント
- ベルガモット
- フランキンセンス
- ゼラニウム
おススメ活用シーン
・寝る前のひとときに
1日の終わりに香りを楽しみながら深呼吸。頑張りモードから休息モードへの切り替えをサポートします。
・ノートを書く時間に
頭の中を整理したい時や、自分と向き合う時間のお供に。考えるためではなく、感じるための時間に。
・バスタイムに
湯船につかりながら香りを楽しむことで、張りつめた気持ちをゆるめてくれます。
・ひと休みしたい時に
「まだ頑張れる」ではなく、「少し休もうかな」と思えない時ほどおすすめ。

