大切な事を思い出させる「スイートマジョラム」
スイートマジョラムは、地中海沿岸や西アジアを原産とするシソ科のハーブです。
古代ギリシャでは「幸福のハーブ」と呼ばれ、結婚式で花冠に用いられたり、愛や調和を象徴する植物として大切にされていたといわれています。
太陽の光をたっぷり浴びながら育ち、温かみのある香りとやさしい風味から、肉料理やスープなどにも利用され、人々の食卓を彩ってきました。
昔から人々は、スイートマジョラムの香りに「愛情を育む力」や「心を穏やかに整える力」を感じ、人生の節目や大切な人との時間の中に取り入れてきたのかもしれません。
スイートマジョラムの温かく優しい香りに惹かれる時は、「心も体も少し休ませたい」時なのかもしれません。
五行視点でみたスイートマジョラム
スイートマジョラムは「土」のエネルギーを持つ香りです。
「土」のエネルギーは、安心感や受容、自分自身をいたわりながら心と体のバランスを整える力と関係しています。
スイートマジョラムは、地面を覆うようにこんもりと茂る姿が特徴のハーブです。その丸い葉からは、優しく包み込みながら育てる力を感じます。
また、古くから料理にも利用されてきたことから、食べることや栄養を取り込むこととも深い関わりがあります。
五行で「土」は胃腸や消化吸収を司り、必要な栄養を取り込み、心や体を養うエネルギー。
まさに「土」の象徴です。
・責任感が強く頑張りすぎてしまう
・いつも人を優先してしまう
・心も体も緊張が抜けない
・安心して休むことが苦手
・自分のことを後回しにしている
そんな時に、自分をいたわりながら心と体をゆっくり休ませるサポートをしてくれる香りです。
また、スイートマジョラムには「火」の要素もあります。
「火」は、愛情や喜び、人とのつながりを象徴するエネルギー。
閉じてしまった心をやさしく温めながら、自分自身や大切な人との絆を思い出させてくれます。
スイートマジョラムは、「まずは自分を大切にしよう」と伝えながら、緊張をゆるめ、安心感を取り戻し、自分や大切な人への愛情を育んでくれる植物なんです。

どんな経験も「糧」変えるスイートマジョラム
スイートマジョラムは、「誰かのために頑張ろうよ」と背中を押すタイプではありません。
それよりも、「まずは自分を満たそう」と語りかけながら、忘れていた愛情を思い出させてくれるタイプです。
毎日忙しく過ごしていると、自分のことよりも周りを優先してしまうことがあります。
嬉しかったことも、悲しかったことも、気づかないうちに抱えたまま前へ進んでいることもありますよね。
そんな時こそ、スイートマジョラムがおすすめです。
スイートマジョラムの香りは、緊張や不安をやさしくほどきながら、「ちゃんと受け取れている?」と語りかけてくれます。
起きた出来事を無理に忘れるのではなく、自分の中でゆっくり消化していく。
そうして経験を糧にした時、人はまた自分らしく歩き出せるのです。
その名も、KATE(かて)ちゃん。
KATE
大丈夫。その経験も、ちゃんとあなたの力になるよ。頑張った分だけ、心にも栄養をあげてね。
スイートマジョラム基本情報
| 英名 | Sweet Marjoram |
| 学名 | Origanum majorana |
| 科名 | シソ科 |
| 抽出部位 | 葉・花穂 |
| 香りの系統 | ハーブ系 |
| ノート | トップ~ミドルノート |
| 五行 | 土・火 |
禁忌事項
スイートマジョラムは穏やかな香りですが、妊娠中の使用は控えるか専門家に相談してから使用しましょう。また、低血圧の方は使用量に注意が必要です。体調や体質によって感じ方は異なるため、初めて使う時は少量から試し、自分にとって心地よい取り入れ方を見つけてみてください。
仲良しキャラクター
- ローズ
- オレンジ
- フランキンセンス
- ベンゾイン
おススメ活用シーン
・頑張りすぎている時に
やるべきことや責任に追われ、気づけば力が入りっぱなしになっている時に。スイートマジョラムの香りが緊張をやさしくほどき、心と体に休息の時間を与えてくれます。
・人のために頑張りすぎている時に
家族や仕事、周りの人を優先するあまり、自分の気持ちを後回しにしている時に。スイートマジョラムの香りが「まずは自分も大切にしていいんだよ」と教えてくれます。
・出来事を受け止めきれない時に
嬉しかったことも、悲しかったことも、慌ただしい毎日の中では消化しきれないことがあります。スイートマジョラムの香りが心に余白を作り、経験をゆっくり自分の糧へと変えるサポートをしてくれます。
・自分らしい役割を見失いそうな時に
頑張っているのに空回りしているような時や、自分の進む方向が分からなくなった時に。スイートマジョラムの香りが心を落ち着かせ、本当に大切なことを思い出させてくれます。

